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執筆者の写真noriko iwakawa

芸術の秋に その2


これご存知でしょうか?

でっかい青りんご。

「永遠の青春」という名前だそうですよ。

建築家の安藤忠雄さんがデザインしたものです。

大阪・青リンゴ・といえば、

本好きにはピンとくる「こども本の森 中の島」ですね〜



前回の東洋陶磁美術館の隣にあります。

せっかくなのでこちらも行きました。

本来はネット予約した方が良さそうです。

この日は当日枠で少し並んで入ることができました。

中は本がびっしり、上から下まで並んでいます。


私の大好きなミヒャエル・エンデの「モモ」からの抜粋の一文が、

このように文字だけ浮かんでいます。

(余談ですが、帰りの新幹線で隣に座っていたお兄さんが読んでいたのが「モモ」でした!そんなことってある・!?)


安藤忠雄さんの願いが、たくさんこもっているこの図書館。

設計はもちろん安藤忠雄。

いろんな会社、個人から寄付を集めて図書館を作って、

地域に還元しています。

最初にできたのはここ中の島ですが、

今では神戸・熊本・遠野はすでに完成しており、

松山は来年完成のようですし、

広島市内にも2028年をめどに整備を検討していると書いてありますね。

実際には図書館といっても持って帰れません。

1冊は当日館外持ち出しはできるのですが、

その日のうちに返却しなくてはならないようです。

入場無料、こども優先、自習・パソコン使用はお断り、色々規制はあります。

全ての壁はびっしり本・本・本・建物の中を大きな階段が占めており、

その階段に座って本を読んでもいいようで、

こどもが座って読んでいる姿はなんとも微笑ましいです。

ちなみに中の島の名誉館長は京都大学の山中伸弥さん。

各館で特徴があり、イベントなどもあるようです。

熊本の宮崎淑子名誉館長の朗読会など、聴いてみたくなりますね。



ここは建物の端っこのコンクリート打ちっぱなしのスペースで、

写真のようにプロジェクターで物語を映して、

本の一コマを感じることができます。

私がみたのは「魔女の宅急便」でした。

声が響くので、こどもたちが大きな声で叫んでいました。笑

大人は「しずかに、」って気にしていましたが、

安藤忠雄さんのねらいではかいかなぁ・・と思いました。


実は大人が多い。笑



本がジャンル分けしてあります。

ここは《生きること/死ぬこと》についての本。

本の表紙を見ていると、(読んだことある〜懐かし〜)

とつい手にしてしまいます。


ここはアート本ですね。


モナ・リザ、リサ・ラーソン、一番上右はショーンタンのアライバルかな。

とにかく時間いっぱい、気になった本を手にとって読みました。


ここでしか売っていない(実際にはオンラインで買えるんですが・・・)

パイン飴の会に特注でお願いした「青リンゴ飴」を、

生徒さんへのお土産に買って帰りました。






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