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暖簾治療中




店の前に掛けている暖簾が破れてきました。

かなり強い生地なのですが、

長年の風雨で日焼けもしてきたし、

折れあとがついていたところは、

ちょっとしたきっかけで破れてしまいます。


この暖簾は工房瑠の寺田るみ子さんにオーダーして、

ここに似合うものを作ってもらいました。

竹原の町並みにはピッタリで、

店には入らないのに暖簾の写真だけ写す方もいらっしゃる程です。



年に数回 ショップを開かれます。

そのために素敵な染色作品を作っておられます。

優しい色合いの草木染めの布ものは、

見ていると目移りしてどれも欲しくなってしまいます。

私が父の誕生日にあげた藍染のクッションをいくつか、

今ここで使っています。

(一つは漱石御愛用です)

工房の近くには美味しいお店がたくさんあって、

私がまだカンパーニュを焼いていない時だったので、

連れを誘って行っていました。


さてそのるみ子さんに写真を送って相談したところ、

素敵な柿渋染のざっくりとした麻布を送ってくださいました。

ここ数日風が強いこともあり、

暖簾をかけていません。

破れたところが広がりそうで、中に入れています。

陶工房風土の目印でもあるので、

しっかり治してまたたくさんの方に見ていただきたいです。







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