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干支「白蛇」

陶芸教室で干支を作り始めたのは何年前だったのか、もう覚えていないのですが、

商品として桐箱入りで売り始めたのが酉年だったように思います。

教室の12月の恒例行事で、みんなで干支を作っています。

もう12支が一周した生徒さんが何人かいます。

桐箱入りの干支を作り始めてから、できる限り本物の動物の確認をしています。

その動物の前で粘土を取り出し、立体スケッチと称してそこで形を作ります。

過去にイノシシ、虎、は安佐動物園に、うさぎは大久野島に、

牛は広島県福富町の上ノ原牧場カドーレさんに行きました。

ネズミは確認してないなぁ・・・。

龍は見たくても本物は見れないので、京都であった海北友松展の大迫力を思い出して

今年の干支白蛇は、岩国の白蛇館に行きました。

白蛇館とても新しくて綺麗で、岩国の白蛇愛を感じました。



こんな感じで白蛇を飼っています。

少し黄色味がかった白ですね。

青大将のアルビノ(白変種)との説明を受けました。

江戸時代に蔵の米を食べにくるネズミから、米を守ってくれた白蛇は、

とても大切にされたそうです。

それで今でも岩国にだけたくさんいるようです。

白蛇神社にも行きました。


白蛇神社の方に行くと、白蛇の放飼場があり、繁殖のために育てられていました。

なぜ岩国だけに集中しているのかは解明されていません。

国の天然記念物です。



これが粘土を持っていってその場で作った蛇の頭。


カゴの中からニョロッと顔を出してますね。

ずっと見ていると案外可愛いのです。



本焼き前に釉薬がかかってきれいに並んでいるところです。



蛇しかないとちょっと寂しいですね。

打ち出の小槌に赤い紐でバランスがいいように思います。

みんな顔が違ってて可愛いです。


ご遠方からの注文がありました。

ありがとうございます。

どうぞ良い一年でありますように。




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